鬼のアイテム・コレクション
−−− 街で見かけたブツをご紹介 −−−
赤鬼・青鬼フィギュア(パッケージ) | 赤鬼・青鬼フィギュア |
効 果 | 解 説 |
竹谷隆之デザイン、made in chinaのフィギュア。 二本の角を生やし、虎柄の褌を穿く。 手に持つ武器は鉄棒、それにサスマタとバトルアックスを背負う。 罰当たりにも、仏様を踏みつけにす。 なんと、京極夏彦作の京極堂のお守り付き。 |
赤鬼:赤い方。 正面を向いているやつ。 青鬼:青い方。 後ろを向いているやつ。 講談社から出版された「百鬼夜行【オフィシャルブック】」のフィギュア。 フルタ製菓&海洋堂のおまけ入り菓子のスペシャルバージョンとして販売された。 フルタ製菓の百鬼夜行シリーズを二つ買ったが、ひとつは”ぬっぺらぼう”。 もうひとつは、”蓄光ぬっぺらぼう”。 私としては、”牛鬼”が欲しかったのに・・・ |
トラのふんどし | トラのパンツ |
効 果 | 解 説 |
鬼のアイテムといえばコレ、 虎柄のふんどしと虎柄のパンツ。 購入の際、希望サイズが無いとの事。 「どうしましょう?」と聞かれたが、別に自分で穿くわけではないし・・・ 写真撮りで、私が着用しても良かったのだが、みっともない脛毛を人様にお見せするのもなんだと思い、今回は商品のみにした。 |
虎柄のパンツ:綿100% 日本製 虎柄のふんどし:明細は記されていないが、 手感から綿布とみられる。 ともに、大江駅売店にて購入。 いつの頃からか、鬼が虎皮のはき物をするようになった。 古い美術品、たとえば北野天満絵巻や風神雷神図・竜燈鬼などを見ても普通のふんどしである。 鬼門→丑寅→牛の角・虎の爪牙の影響か? |
九字刻印指輪 その1 | 九字刻印指輪 その2 |
効 果 | 解 説 |
対鬼族毒虫用防御兵器。 葛洪がその著「抱朴子」で入山の際唱えるべしと説く呪文、 ”臨兵闘者皆陳裂在前” の九字を刻んだ。 陰陽師はもちろん、密教修験者から忍者までこの”九字”を用いたとされる。 これさえ指にはめていれば、あたかも結界を張ったかのように、人間はおろか?、邪鬼をも寄せ付けない。(人の場合は”引いていく”とも言う) 「指輪物語」ひとつの指輪に匹敵する恐るべきRINGである。 |
正確には、”陳”ではなくて”陣”。 写真は、制作を依頼する時に私が文字を間違えてしまった結果である。 ワープロに慣れてしまうと、些細な漢字の間違いに気が付かないのである。 悪いのは、「私」です。 (”陣”ではなく”陳”でよしとする説もあるのがせめてもの救いである。) こんな面倒くさい文字を刻んでいただいた製作者に感謝いたします。 制作につきましては、しまぴょん様の銀工房 「沙恵楽」までお問い合わせ下さい。 主催:島田國廣さん ホームページ:「銀の中の生き物たち」 http://homepage1.nifty.com/caetla/ |
アテルイの面と翁の面 | アテルイの面と翁の面(フラッシュ) |
効 果 | 解 説 |
板東一帯を支配した蝦夷の酋長、大墓公アテルイ(赤い方)。 征夷大将軍・坂上田村麻呂との戦いに敗れ、投降後京へ送られる。 田村麻呂の朝廷への”帰順”の説得むなしく、処刑された東北の英雄。 |
岩手・北上へ行ったときのおみやげ。 さわはん工房「鬼のいぬ間」にて買ってきました。 お店の奥さんは大変親切な方で、「直販なので」と少し安くしてくれました。 アテルイの面は、購入される方が少ないそうです。 翁の面は、昔から欲しかった。 テレビ時代劇「斬捨て御免」(主演:中村吉右衛門)にでていた”翁の御前”を見て以来である。 この紙製の面の裏地には、江戸時代の謡曲の本を紐解いて裏貼りしてあるという凝ったつくり。 鹿島神宮に伝わるアテルイの首級をモデルにしたそうだが、ものの本によると、悪路王の像であるという。 現物を目にしていないので確かなことは言えないが。 |
節分用大豆(お面と袋) | 節分用大豆 |
効 果 | 解 説 |
対鬼族専用攻撃兵器の決定版。 その効果は、 「鬼も痛がって逃げていく」程の威力。 なぜか人間は、生存年数分だけ摂取するという(数をごまかす事もある)。 最近では、人間をも滅ぼすという「遺伝子組み替え大豆」というバイオ兵器も開発されたとか。 人間、恐るべし。 |
節分の煎り豆の由来にもいろいろある。 変わったものとしては、 @煎った豆を鬼にぶつけたら目潰しに なった。 A煎った豆を蒔いて、芽が出るまでやって 来てはけないと、鬼と約束をした。 B煎った麻・豆を井戸に入れると、無病 息災・疫鬼退散。 などなど。 |
大谷鬼次の奴江戸兵衛のれん | 大谷鬼次の奴江戸兵衛バスタオル |
効 果 | 解 説 |
鬼公子愛用・鬼族御用達の ”のれん”(左)と”バスタオル”(右)。 この紋所を見て、”鬼島津”と謳われた島津○○だと思っていたが、東京国立博物館に出入りしている知り合いによって、右のように判明した。 |
本名:大谷鬼次 芸名:やっこの江戸兵衛 出身地:伊勢戦国時代村お土産売り場 仕事:役者。 いまはのれんとバスタオル。 特技:吊るされること・干されること。 口調:片岡千恵蔵風 東洲斎写楽でおなじみの「大谷鬼次・奴江戸兵衛」。 ”十字の鬼”の紋章で鬼島津を連想したが違うらしい。 |
江戸鬼ころし その1 | 江戸鬼ころし その2 |
効 果 | 解 説 |
私は日本酒党である。 苦いビールはほとんど口にしない。 思い返せば最初に呑んだ日本酒も”おにごろし”だった。 日本酒に合うといえば豆腐である。 池波正太郎小説によく出てくる湯豆腐が好きだ。 出汁だけの味付けのやつが殊の外、日本酒によく合う。 また、鶏の脂ともよく合う。 とり皮を味醂・醤油で甘辛く煮て豆腐を煮込む。 あつあつの豆腐を放り込むうちに口が脂でつるつるになる。 そして日本酒でちびりちびりと味わいながら脂が口になじんでゆく。 う〜ん、たまらん。 |
東京23区で唯一の造り酒屋がある。 そこで発見した ”鬼ころし”。 人呼んで「江戸鬼ころし」。 ”江戸”と名づけられる酒はここで作られるもの以外はないであろう。(某ビールは似非もの?) ビールビンのような真っ黒のビンに入っているものの中身は無色透明な辛口。 アルコール分15度。 この中ビンのほかに大瓶もある。 この造り酒屋、ウチの近所だったりする。 |
おそうじの鬼 その1 | おそうじの鬼 その2 |
効 果 | 解 説 |
驚異のスポンジたわし。 洗剤を使わず、なんと水だけで驚くほど汚れが落ちる。 「鬼のような」洗浄力! 洗剤要らずで主婦も大助かり! |
日本製ウレタンスポンジと独逸製メラミンスポンジを貼り合わせただけのいたって簡単な構造。 しかし、これほどまでの機能の秘密は白い部分にある。 メラミン系樹脂の粘っこい性質が、平滑な被洗浄体に密着し、表面の付着物(通称ヨゴレ)をそれこそ”こそぎ”取る。 つまり、特に界面活性剤で汚れを浮き立たせなくても、汚れを落とせる、という仕組み。 洗剤アレルギーの人にはモッテコイのアイテムである。 対象は、台所物洗い・窓の掃除・バス/トイレ掃除・自動車の洗浄などなど。 欠点としては、メラミン系樹脂というものは非常に脆いため、でこぼこした対象物には不向きであるし、磨耗による劣化も激しい。 |
更新 平成13年03月20日 春分の日