平成 15年02月11日
02/11 07:37 09:57 |
豊橋で鬼祭りがあると聞いて、ちょっと遠いが遠征することにした。 東京から新幹線に乗る。 豊橋駅に到着。 お祭りの会場である神明社へ市電で行こうと思ったが、そう遠くないので歩くことにした。 |
路上の 謎の粉 |
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10:20 |
神社までの道のり、路面になにやら白い粉が散らかっている。 何コレ? ガサ入れでもあったか? 「コムギコカ、ナニカダ」 安久美神戸神明社に到着。 行事が始まるまでまだ少しある。 もうこんなにも人だかりができている。 |
神明社 祭りの前 |
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飴まき 一回目 |
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10:50
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一回目の飴まき開始。 |
11:00 |
飴まきも終わり、人々が散り始める。 |
豊橋公園 謎の像 |
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豊橋公園 吉田城 |
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11:40 |
公園でお城を見たし、そろそろ腹ごしらえでもと思い、豊橋駅の方へと歩いていると、なにやら遠くから叫び声が近づいてくる。 なんだろう? と、向こうの曲がり角から、赤鬼が群集を引き連れて叫びながらこちらへやってくるではないか! 危うし! |
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11:50 12:30 |
あまり突然だったので、その瞬間をカメラに収めることが出来なかった。 思わず道を譲ってしまった。 とりあえず、ほっといて、昼食をとる。 午後、鬼どもに再度挑戦すべく神社へ向かう。 途中、又あの叫び声が! 遠くからあの軍団が! いたぞ! |
赤鬼出現 「あーかー」 「あーかー」 |
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粉まみれの鬼付の子ら |
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12:45 |
鬼付の人たちに引きずられるようにして、赤鬼がやってきた。 鬼は、一軒の家に入り込み、そして出てきた。 遠くで日の丸の扇子を持った鬼付がこいこいしている。 軍団が叫んだ、 「あ〜か〜」 赤鬼を引きずって扇子に向かって猛烈な勢いで次の獲物をめざす。 |
鬼付の人 「この背中の鬼が目に入らねぇか〜」 |
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粉柱発見! 赤鬼は近いぞ! |
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13:00 |
軍団は次々と民家を襲い、その犠牲者を粉まみれにしていく。 鬼付たちは飴と一緒に粉を撒き散らす。 その粉けむりのすごいこと。 撒いてる当人は無論粉まみれ。 撒かれたギャラリーも粉まみれ。 鬼付の取巻きのようなカメラマンたちも粉まみれ。 あぁ、私の黒のコートも粉まみれ・・・ |
鬼付に引きずられる赤鬼 |
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♪ゆ〜き〜のふ〜るま〜ち♪ じゃありません 粉の降る道です |
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13:04 |
鬼たちの去った後には、真白になった路面が見られる。 まるで雪でも降ったようだ。 |
13:10 |
赤鬼軍団の行進を追いまわすのに飽きたので、神社に戻るとまたもや人だかり。 本日2回目の飴まきが開始される。 今回は争奪戦に巻き込まれないように一段高いところからの見物。 おっ、飴袋が飛んできて、私の足元に。 ラッキー! |
飴まき 2回目 |
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黒鬼 | 鬼の通り道 | ||
13:20 13:50 |
二の鳥居から本殿に通じる”道”が作られた。 そこへ黒鬼がなんの動作もなくやってきた。 なんの儀式なんだろう? 御的の神事。 12本の矢を射て的に当てるという占いなのだが、本当に弓引いたら危ないので、かたちだけ。 |
御的の神事 |
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挑発する赤鬼 | 挑発にのる天狗 | ||
14:05 |
本祭りのメインイベント”赤鬼と天狗のからかい”。 鬼付に付き添われ、稲妻形(ジグザグ)に移動した後、赤鬼はふんぞり返って天狗を威嚇する。 ふんぞり返ってるように見えたが、実は体が重くてひっくり返るのを鬼付の人に支えてもらっていたのである。 |
あらまし |
蓄えた穀物をまき散らして悪さする神(赤鬼)を武神(天狗)が高天原で懲らしめるために戦う。 最後は赤鬼が敗れ、罪の償いにタンキリアメを撒き散らす、というもの。 400年以上もつづく国重要無形民俗文化財。 |
逃げる赤鬼がまく粉で、みんな粉まみれ |
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15:15 |
鬼たちも疲れたのだろう、途中休憩が入り、鬼面・天狗面を上げて扇子であおいでもらってた。 赤鬼と天狗の長い”からかい”もようやく佳境に入る。 赤鬼が負け、鬼付に伴われて逃げ出す。 その際、飴といっしょに大量の粉が撒き散らかされた。 逃げ惑う民衆。 |
15:17 15:47 |
粉まみれでカメラ撮影どころではなくなった。 鬼と一緒に逃げ出してしまった。 私の黒のコートも、黒のDバッグも、黒のジーンズも、黒の靴もまっしろ。 おり悪く小雨が降ってきた。 早く粉を除去しなければ固まってしまう。 という、恥ずかしい格好で新幹線に乗って帰ってきました・・・ |
飴袋を GET! |
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作成日2003/02/18