二月三日ノ徘徊記(2003)

平成 15年02月03日 

高幡不動尊の節分祭

本日のメニュー

 


02/03







 
今年の節分の日は仕事である。
でも有給がたくさんあるので、会社をお休みして節分祭に挑んだ。

朝9時、通勤の人たちを尻目に、八王子へ向かう。
この時間に普段着はちょっと恥ずかしい。 プー太郎みたいで。
10:05


京王線高幡不動駅に到着。
辺りを見渡すと、おばさんと年寄りしか見当たらない。 それもそうだ、今日は平日。 この時間にふらふらしてる方が怪しい、って私の事か?

少し早過ぎたのか、みんなベストポジションを探して移動中。
今のうちにお守りを入手しておく。
待機中の
高幡不動尊

年男・
年女・
芸能人
登場

10:25





10:35

芸能人が出てきて豆撒きが始まる。
この真っ赤な舞台の上から、あぁこれが豆撒きなんだなぁ、と感心するほどの撒きっぷりである。
流石、芸能人。
その後、一般の人が混じって一緒に豆撒き。
見応えがあった。

豆を撒く人
もらう人
 

必死で
豆をもらおうとする
人々










10:48
舞台下では、豆争奪戦が繰り広げられている。 出来るだけ多く欲しい、と紙袋を掲げる人々。
人間の醜さが見られる。
豆撒きとは、この”餓鬼”たちに向けられた行為であるかのように見えた。

意気消沈したところで、次の目的地、川越へ向かう。


 

川越喜多院の節分祭

11:14




12:35
12:55
八高線へ乗り換えるため八王子で下車。 一応会社へ連絡を入れておく。
特に問題はない模様。

川越駅到着。
駅からぶらぶら歩いて、喜多院に到着。
 
川越
喜多院


僧侶
入場
喜多院

13:03

午後1時を過ぎると、まずお坊さんが入ってきた。 次いで町内会長クラスの人たち、そして裃着けた一般の年男たちが本堂へ入っていく。
堂内からしばらく読経が聞こえ、節分祭の説明が聞こえてきた。
まだ始まるのに30分ある。
散歩でもしよう。

えらい人
入場
喜多院
年男
入場
喜多院

13:16

ここ川越には日枝神社がある。
比叡山の日吉山王社から勧請されたものであるが、実は、山王祭りで有名な赤坂・日枝神社はここから勧請されたものであった。
赤坂のは比叡山の孫社になる。
石柱を見ると、”國寶”とある。
国宝なのか?

国宝
日枝神社

謎の
無底坑
日枝神社

謎の
天海大僧正像
喜多院









13:30
怪しげな無底坑を発見。 
何か由来があるのだろうが、立て札が見当たらず。
日枝神社から、喜多院へ引き返す。
喜多院にも怪しげな像が。 あの天海大僧正である。 何故ここに?

節分祭開始。
豆を撒く人
もらう人
喜多院

豆をもらおうとする
人々
喜多院







13:35
ここでも豆をもらおうと、紙袋全開の人々の必死の姿が多く見られた。
たかが”豆”、そんなに欲しいか?
醜い浮世の鬼どもめ。

豆撒き自体は5分ほどで終了。
次は大宮・氷川神社へ向かう。



 

大宮氷川神社の節分祭

14:15





14:48
 
大宮駅到着。
久しぶりの大宮。 学生時代はここでアルバイトをしてたこともあった。 懐かしいなぁ。

大きな鳥居を出発点として、本殿へとまっすぐ伸びる大きな道を通って、氷川神社に着く。
すでに多くの人たちがスタンバイ中。
赤鬼青鬼
氷川神社


赤鬼
氷川神社


青鬼
氷川神社






節分祭が始まるまで、赤鬼と青鬼が近くの子供相手にからかいを始め、子供たちは大騒ぎ。 泣く子もでる始末。

しかし、青鬼と言っても緑色。 そういえば子供のころは、緑色のことを”あお”と呼んでいたっけ。

豆を撒く人
氷川神社


豆をもらう人と
空飛ぶ
みかん
氷川神社


15:11
 
豆撒きが始まる。
ここでは、豆は小袋詰で撒かれた。
みな手を出して必死の形相。
私は背の高いので、みんなの頭を見下ろす形で見えないのだが、みんなの足元で泣き声が聞こえてきた。
どうやら、子供がもみくちゃになっているようだ。
空飛ぶ
みかん
氷川神社


15:18



醜い人間の争いも、空飛ぶみかんも7分程で終了。
大宮を出る前に会社に電話を入れておいた。 特に問題はないそうだ。
今日はこれで終わり。
直帰します。

 




作成日2004/01/06